Practice

GIS基礎を実務の成果物へつなげる

VOL.1では、公共施設、道路、河川、行政界、ハザード情報などを想定し、重ね合わせと出力の考え方を確認します。

Step 1

データ確認

出典、更新日、座標系、属性、欠損値、文字コードを確認します。特にCRS未定義データは注意します。

Step 2

重ね合わせ

行政界、道路、河川、公共施設、ハザード区域を同じ基準で重ね、場所ごとの関係を確認します。

Step 3

成果物作成

GeoPackage、GeoJSON、PDF図面、WebGIS表示用データなど、目的に合う形式で出力します。

Exercise

VOL.1 想定演習

公共施設から500m圏を作成し、道路、河川、行政界、浸水想定区域などを重ね合わせて、説明用の地図と集計表を作成する流れを想定します。

成果物目的形式例
解析データ再利用できるGISデータとして保存GeoPackage / GeoJSON
説明図関係者へ結果を説明PDF / PNG
Web表示ブラウザで確認・共有HTML / GeoJSON
記録解析条件と出典を残すREADME / Markdown
Advanced Practice

さらに進んでGISの実践的な使い方を学ぶ

VOL.1の基礎を終えた後は、次のような実務テーマへ進むと、成果物として見せやすくなります。

防災GIS

浸水想定区域、避難所、道路、行政界、雨量・水位観測点を重ね、リスク把握や説明資料を作成する。

GeoJSONPDF地図集計表WebGIS

地形・流域解析

DEMから傾斜、陰影、流向、集水域、流路候補を作成し、水理・水文解析や現地確認の基礎資料にする。

GeoTIFFGeoPackagePNGQGISスタイル

施設・インフラ管理

公共施設、道路、管路、橋梁などの位置情報を整備し、属性検索、点検記録、優先順位付けに利用する。

GeoPackage点検台帳管理図CSV

リモートセンシング

衛星画像や航空写真からNDVI、土地被覆、変化域、地形分類の候補を抽出し、GISデータと重ねて確認する。

GeoTIFF分類図差分図レポート

Web公開・説明デモ

解析結果をGeoJSONやタイルとして整理し、OpenLayers / Leaflet / Astroで静的公開できるデモにする。

HTMLCSSJavaScriptGeoJSON
Next Output

次に作ると良い実践コンテンツ

  1. QGISで読み込めるサンプルGeoPackageとQMLスタイル
  2. GeoPandasでバッファ・クリップ・空間結合を行うPythonスクリプト
  3. RasterioでDEMを読み、傾斜量・陰影図を出力するサンプル
  4. OpenLayersでGeoJSONを表示するWebGISテンプレート
  5. 解析条件、出典、CRS、成果物一覧をまとめたMarkdownレポート