GIS Learning Lab VOL.1

GIS入門から、実務GIS・WebGIS・防災GISへ進むロードマップ

元プロトタイプのコース構成をベースに、各コースの役割とおすすめの学習順序を整理します。

Learning Order

おすすめの学習順序

GIS入門で基礎を固め、QGIS / ArcGIS Proで成果物作成、WebGISで共有、リモートセンシングと防災GISで実務テーマへ広げます。

01. GIS入門

まずは地理空間データの基本を理解する

位置情報、属性情報、ベクタ、ラスタ、座標系、データ形式を整理します。ここが全コースの土台になります。

02. QGIS実務

GUIでデータを確認し、成果物を作る

QGISでレイヤ、属性表、CRS、スタイル、レイアウトを確認し、実務図化の基本を身につけます。

03. ArcGIS Pro実務

標準GISツールと自動化を整理する

ArcGIS Pro、ModelBuilder、arcpyを使う場合の流れを理解し、既存業務への組み込みを想定します。

04. WebGIS

解析結果をWebで見せる

GeoJSON、タイル、OpenLayers、Leafletを使い、公開・共有・デモに向いた地図表現へ展開します。

05. リモートセンシング

画像・ラスタデータを解析する

衛星画像、航空写真、GeoTIFF、NDVI、土地被覆分類を学び、面的な変化や特徴抽出へ進みます。

06. 水文・防災GIS

防災・水理水文の実務テーマへ適用する

DEM、流域、浸水想定、避難所、道路、観測点を重ね、説明資料やWebGISへつなげます。

Course Purpose

各Lab(コース)は何のために学ぶか

ここでは、gis.godo-tys.jp の各コースを「Lab」として扱い、学習目的と到達点を整理しています。

GIS入門

GISの全体像、位置情報と属性情報、ベクタ・ラスタ、座標系・測地系、代表的なデータ形式を理解するための入口です。

到達点:GISデータを扱う前提知識を整理し、QGIS・ArcGIS Pro・Python GIS・WebGISへ進む準備ができます。

QGIS実務

オープンソースGISでデータ確認、スタイル設定、Processing、GeoPackage運用、レイアウト作成を行うために学びます。

到達点:自治体・企業向けの説明図、QGISプロジェクト、QMLスタイル、演習用GeoPackageを作成できます。

ArcGIS Pro実務

ArcGIS Proのジオプロセシング、ModelBuilder、arcpy、レイアウト出力を実務フローとして整理するために学びます。

到達点:標準ツールと自動化スクリプトを組み合わせ、提出図・属性集計表・解析結果を再現性高く作成できます。

WebGIS

Leaflet、OpenLayers、GeoJSON、XYZタイルを使い、解析結果をブラウザで共有・公開するために学びます。

到達点:凡例、ポップアップ、レイヤ切替を備えた静的Web地図デモを作成できます。

リモートセンシング

衛星画像、航空写真、GeoTIFF、NDVI、土地被覆分類など、画像系の地理空間データを扱うために学びます。

到達点:画像の前処理、指標計算、分類結果の可視化、QGISやPythonでの確認へ展開できます。

水文・防災GIS

DEM、流域、浸水想定、土砂災害、避難所、道路などを重ね、災害リスクを説明するために学びます。

到達点:防災GIS図、流域・低地確認図、ハザード情報のWebGIS表示、説明用レポートへつなげられます。
Study Style

学び方のコツ

1. GIS入門を飛ばさない

座標系、データ形式、属性情報を理解しておくと、QGIS、ArcGIS Pro、Python、WebGISの学習がつながります。

2. 同じデータを複数の方法で見る

QGISで確認し、ArcGIS Proで処理し、WebGISで公開するなど、同じデータを別の角度から扱うと理解しやすくなります。

3. CRSを毎回確認する

重ね合わせ、距離、面積、バッファの前にはCRSを確認します。解析結果の信頼性に直結します。

4. 成果物を決めてから処理する

PDF図面、GeoJSON、GeoPackage、GeoTIFF、集計表など、最終出力を先に決めると処理の流れが整理できます。